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Stray Kidsフィリックス、自作曲「Slow It Down」を公開

Stray Kids写真: Stray Kids — Stray Kids / JYP Entertainment / Public domain
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人気グループStray Kids(ストレイキッズ)のフィリックスが、9月1日午後、グループの自主企画「SKZ-PLAYER」の一環となるデジタルシングル「Slow It Down」を発表した。所属事務所はJYPエンターテインメント。今回の楽曲は、メンバー一人ひとりがミュージシャンとしての顔を前面に押し出す形で進められている企画の二番手にあたるもので、フィリックスは作詞・作曲にも自ら関わっている。

「SKZ-PLAYER」は、グループの持つミュージシャン、アーティストとしての要素に焦点をあて、8人のメンバーがそれぞれファン、すなわちSTAY(ステイ)に聴かせたいと考えた作品をサプライズ形式で公開していく企画だ。楽曲制作にとどまらず、ミュージックビデオの企画や演出といった幅広い領域にメンバー自身が直接参加する点が大きな特徴で、今後もメンバー全員が新曲とコンテンツを順番に披露していく予定となっている。作品ごとに担当メンバーの色がそのまま出る構造になっているため、グループとしての活動とは別軸で、それぞれの音楽的な志向を確かめられる場になっている。

Stray Kids
写真: Stray Kids — K-POPIT 케이팝잇 / CC BY 4.0

この企画の第1弾は、今年6月にメンバーのハンが手がけた「back to life」だった。その流れを受けて、二番手としてフィリックスが登場した形になる。つまり「Slow It Down」は、6月のハンの作品に続く「SKZ-PLAYER」2作目という位置づけだ。

「Slow It Down」は、あっさりとしたギターループとヒップな雰囲気のビートが組み合わさったアコースティックヒップホップというジャンルの楽曲だ。速く流れていく世の中で、いったん足を止めて、大切な人たちと過ごした時間や夢を振り返ろう、というメッセージが込められている。フィリックスは作詞と作曲に手を加えて自身の力量を発揮しており、温かな感性と慰めが溶け込んだ歌詞の上に、優しい声を乗せて届けている。低音の魅力で知られる彼が、こうしたアコースティック寄りのサウンドでどのような表情を見せるのかという点は、企画の趣旨とも重なる部分だろう。

音源と同時に公開されるミュージックビデオには、俳優のノ・ユンソが「ユンソ」役で出演している。ノ・ユンソはドラマ「私たちのブルース」「一タ・スキャンダル」「東宮」、映画「20世紀のガール」「聴説」などに出演し、次世代の青春スターとして位置づけられてきた人物だ。ミュージックビデオでは、忙しい日常を生きていた「ユンソ」が夢を叶えられるよう、フィリックスが勇気を吹き込むという流れになっており、夢と現実の間で奮闘する青春の姿を描いている。楽曲そのものが「立ち止まって振り返る」ことを歌っている以上、映像側の物語もそれと呼応する作りになっているわけだ。歌手と俳優が並ぶ構成のミュージックビデオは、韓国では珍しくない手法だが、企画趣旨としてメンバーが演出面まで関わっている点を踏まえると、この配役や物語の方向性にもアーティスト本人の意図が反映されていると読める。

このソロ企画の発表は、グループとしての勢いがきわめて強いタイミングで行われた。Stray Kidsは8月7日に発売したミニアルバム「THIS & THAT」で、現地時間8月22日付の米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」1位を獲得した。これによって、9枚のアルバムが連続でチャートインすると同時に首位に立つという大記録を打ち立てた。これは「ビルボード200」の歴史上、初となる9作連続1位デビューの記録であり、自らの成果を更新したものにあたる。さらに、同チャートで21世紀に最も多くの1位アルバムを持つグループとしての称号を固めたという点でも意味が加わる。

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もう一つのメインチャートである「ホット100」でも成果があった。タイトル曲「This & That」が自己最高順位となる38位で初登場し、「グローバル・ヒストリーメーカー」という呼び名を裏づける形となった。アルバムチャートでの強さに加え、シングルチャートでも記録を伸ばした点は、グループの活動範囲がアメリカ市場でも着実に広がっていることを示している。

ライブ面でも記録が続いている。新しいワールドツアー「Stray Kids World Tour <RUN IT>」の一環として、8月29日から30日にかけて東京・国立競技場で公演を開催し、海外の男性アーティストとしては史上初となる単独入りの称号まで手にした。日本の読者にとっては、この国立競技場公演がもっとも身近な出来事だろう。会場の規模と、そこに海外の男性アーティストとして初めて単独で立ったという事実は、日本におけるグループの動員力を端的に表している。

世界を舞台に動き続けるStray Kidsは、ワールドツアーと並行して、ブラジルの音楽フェスティバル「ロック・イン・リオ」(Rock in Rio)、そしてラテンアメリカ3地域で開かれるグループ主軸の新規フェスティバル「STRAYCITY」(ストレイシティ)にヘッドライナーとして出演し、祭りの頂点を飾ることになっている。ラテンアメリカでグループが中心となる新しいフェスティバルが立ち上がるという構図自体、グループの現在地を示すものだと言える。

こうしたグループ規模の活動が続くなかで、「SKZ-PLAYER」のようなメンバー個人の作品を届ける企画が並走している点は興味深い。スタジアム級の会場やフェスのヘッドライナーという大きな舞台と、ギターループの上に優しい声を乗せる「Slow It Down」のような作品とでは、見せている表情がまったく異なる。企画名が示す通り、これはグループの「ミュージシャン、アーティストとしての要素」に光を当てる場であり、サプライズ公開という形式もあって、ファンにとっては次に誰がどんな音を持ってくるのかを待つ楽しみが生まれる。ハン、フィリックスと続いた後、残るメンバーの作品が順次公開されていくため、今後も断続的に新曲が届く見込みだ。フィリックスの「Slow It Down」は、その2番目の答えとして、立ち止まることの価値を静かに差し出す一曲になっている。

この記事は スポーツトレンド の報道をもとに、ハンレポ編集部が事実を確かめたうえで日本語で書き起こしたものです。
原文:스트레이 키즈 필릭스, 그룹 자체 프로젝트 신곡 ‘Slow It Down’(슬로우 잇 다운)을 발표

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